【自然農 Natural Farming】赤目自然農塾 秋冬野菜の種おろしなど。
- 2016/09/16
- 23:35
2016/9/10と2016/9/11に奈良県宇陀市と三重県名張市にまたがる地域にある赤目自然農塾に行ってきました。

こちらでは映画『FINAL STRAW 自然農が教えてくれたこと』でお馴染みの川口由一氏が提唱する自然農を学ぶことができます。
FINAL STRAW Website
自然農とは?
「耕さず、肥料・農薬を用いず、草々・虫たちを敵にしない」自然の営みに沿った農のことです。
私がヴィーガンになった理由の一つとして工場畜産の環境に及ぼす影響が大きいことがあげられます。
動物性の物を食べるのを止め、農薬や化学肥料を使った慣行農法の野菜を食べておりましたが、農薬や化学肥料が環境及び生産者の方々に及ぼす影響のことを知り、有機栽培野菜を好んで食べるようになりました。
しかし、有機栽培野菜は許可された農薬を使っていいと言う事実を知りました。
さらに、元来それを食い止めたいが為にヴィーガンになった工場畜産で出た、成長剤など薬まみれの糞などを利用した肥料もふんだんに使われていることを知りました。
少しでも環境に及ぼす影響が少ないものを食べたいと思っていたところ、自然農に出会いまいた。
農水省のデータによりますと、有機栽培の耕作面積は全体の0.4%という状態であり、データはありませんが、自然農の耕作面積はもっと少ないと想像できます。(自然農は基本的に耕さないので耕作面積と言う言葉は正確ではないかも知れません)
農水省資料 有機農業の推進に関する現状と課題
自然農との出会いにより、私個人の理念としてはヴィーガン、地産地消、自給自足、自然農と言う四本柱が揃いました。
その理想に向かい川口由一氏設立の赤目自然農塾で学んできたことを簡単にこちらでご紹介させて頂きます。
2016/9/10

1日目は共同作業を行います。
この日は小屋の棟上げ作業でした。
どうやら、この小屋は木をチェーンソーで切り出すところから、作り上げたようで全て手作りとのことです。
よくわからないまま見よう見真似でなんとかお手伝いさせて頂きました。
みなさん弁当持参で夕方まで作業し終了後は、近くの温泉に行き入浴後は山荘に行き夕食を頂きます。
またお母さん役の人が予め決まっており、先に山荘の夕食の準備の為に昼食後は、お手伝いの方10名程募り移動されました。
足がない人、初めてで温泉や山荘の行き方がわからない人は気軽に声をかけると、同乗させてくれたり、道案内をしてくれたり皆さん親切です。
夕食ですが、電話で問い合わせした時は動物性不使用とのご返答でしたが、実際はお汁に削り節使用で知らずに食べてしまいました(汗)
夕食後は2階の布団置き場からリレー方式で布団を運び出します。
その後、深夜まで言葉を通しての学びだったかな?代表の中村氏を中心に色々反省点や感想を述べ合いや、初めて来た方の自己紹介をします。
布団を敷き就寝、車中泊も可能で、車で寝る人はそちらに移動し就寝します。
通常の宿泊、夕食、朝食、弁当付きで1500円ですが、車中泊の人は1000円と割引されます。
出入りは自由で、夕食だけ食べて帰宅する人もいらっしゃいました。
夕食だけの人は500円でした。
2016/9/11
2日目は6:30に起床し、布団を戻し、持参した弁当箱に作って頂きた弁当を詰め水筒にお茶を入れます。
弁当箱や水筒がなくても山荘で容器やペットボトルを頂けます。
朝食は天然酵母のパンとジャムや蜂蜜でした。
ジャムにも蜂蜜入りのものもありましたので、ヴィーガンの方は気をつけてください。
朝食後、山荘の清掃に入り、その後、赤目自然農塾へ移動し実習開始します。

実習の日だけ参加される方も多く、熱心にメモを取ったり、写真を撮ったりして受講されていました。

実習田では赤米が植えられており、出穂の時期のは極力畝に入らないように説明がありました。

米に付く、くもべカメムシがおり、1日の5粒の米の汁を吸うとのことです。

田んぼの畦には水を好む豆を植えたらいいらしく、これを畦豆と言うらしいです。
畦豆はあまり養分がない方が育ち安く、根本の草を刈り風通しを良くしておくと良く育つそうです。


いんげん豆は7月後半に種まきをする。
8月に種まきすると豆が種にはならないが、おいしく頂けるようです。

はじめて見ましたが、スターオブデイビッドと言うオクラの仲間だそうです。
オクラやいんげん豆は収穫していけばどんどん花が咲き、更に収穫できるとのこと。
オクラは湿りが必要で背が高くなっても問題ないとのことでした。

苗を買って来て植える場合は固定種を選び、土は水で洗い流して、植える場所に水をかけ30分後くらいに軽くほぐして、苗は置かず宙に浮かせたまま土を寄せ、枯れ草を土にかぶせ土を裸にしてはいけないとのこと。


大根は平鍬の先を利用し三角にまき溝を作り、片方を鍬で鎮圧する。
5cm間隔で種をまき、少し土をかぶせ更に鎮圧する。

自然農でも冬瓜はこんなに大きく育ちます。

胡麻はこんな風にできるなんて初めて知りました。
その他もろもろ教わりましたが、メモしながら写真を撮影するのは難しくて、なかなか写真とメモが揃っているものがなく記事にはできず(汗)
そもそも自然農初心者なので、写真を撮影するもどれが雑草でどれが野菜なのかわからないてのもあります。
勉強し違いのわかる男になりたいですねw

実習後は山荘で朝詰めた弁当を頂きます。
今回はちらし寿司と冬瓜の皮のキンピラで、昨夜山荘でヴィーガンだと自己紹介した甲斐?あってヴィーガン対応してもらえました。

当日はかき氷の差し入れもあり、穀物コーヒーのシロップで頂きました。
昼食後には見学ツアーと畑と田んぼの借りる場所を決める手続きが同時に行われ、どちらかに参加できます。
もちろん無償で畑、田んぼを貸して頂けます。
今回は見学ツアーに参加したので、次回畑を借りようと思います。
すでに畑、田んぼを借りている人は、実習で学んだことが自分の田んぼ、畑で試したり、手入れをします。
田んぼ、畑は24時間開放されている為、いつでも来て作業できます。
また実習や、山荘宿泊は事前予約いりませんので、直接来てください。
もし自然農に興味ある方いらっしゃいましたら、赤目自然農塾で一緒に学びましょう。
現在は川口由一氏は高齢の為、相談役に退かれ、普段は来塾されませんが、年始めの巡回の時には来塾されるようです。
赤目自然農塾に関することは、スタッフさんが運営する気軽に自然農というウェブサイトに書かれていますので、そちらをご覧ください。
気軽に自然農 Website
赤目自然農塾案内2016 PDF
赤目自然農塾 Google Maps

こちらでは映画『FINAL STRAW 自然農が教えてくれたこと』でお馴染みの川口由一氏が提唱する自然農を学ぶことができます。
FINAL STRAW Website
自然農とは?
「耕さず、肥料・農薬を用いず、草々・虫たちを敵にしない」自然の営みに沿った農のことです。
私がヴィーガンになった理由の一つとして工場畜産の環境に及ぼす影響が大きいことがあげられます。
動物性の物を食べるのを止め、農薬や化学肥料を使った慣行農法の野菜を食べておりましたが、農薬や化学肥料が環境及び生産者の方々に及ぼす影響のことを知り、有機栽培野菜を好んで食べるようになりました。
しかし、有機栽培野菜は許可された農薬を使っていいと言う事実を知りました。
さらに、元来それを食い止めたいが為にヴィーガンになった工場畜産で出た、成長剤など薬まみれの糞などを利用した肥料もふんだんに使われていることを知りました。
少しでも環境に及ぼす影響が少ないものを食べたいと思っていたところ、自然農に出会いまいた。
農水省のデータによりますと、有機栽培の耕作面積は全体の0.4%という状態であり、データはありませんが、自然農の耕作面積はもっと少ないと想像できます。(自然農は基本的に耕さないので耕作面積と言う言葉は正確ではないかも知れません)
農水省資料 有機農業の推進に関する現状と課題
自然農との出会いにより、私個人の理念としてはヴィーガン、地産地消、自給自足、自然農と言う四本柱が揃いました。
その理想に向かい川口由一氏設立の赤目自然農塾で学んできたことを簡単にこちらでご紹介させて頂きます。
2016/9/10

1日目は共同作業を行います。
この日は小屋の棟上げ作業でした。
どうやら、この小屋は木をチェーンソーで切り出すところから、作り上げたようで全て手作りとのことです。
よくわからないまま見よう見真似でなんとかお手伝いさせて頂きました。
みなさん弁当持参で夕方まで作業し終了後は、近くの温泉に行き入浴後は山荘に行き夕食を頂きます。
またお母さん役の人が予め決まっており、先に山荘の夕食の準備の為に昼食後は、お手伝いの方10名程募り移動されました。
足がない人、初めてで温泉や山荘の行き方がわからない人は気軽に声をかけると、同乗させてくれたり、道案内をしてくれたり皆さん親切です。
夕食ですが、電話で問い合わせした時は動物性不使用とのご返答でしたが、実際はお汁に削り節使用で知らずに食べてしまいました(汗)
夕食後は2階の布団置き場からリレー方式で布団を運び出します。
その後、深夜まで言葉を通しての学びだったかな?代表の中村氏を中心に色々反省点や感想を述べ合いや、初めて来た方の自己紹介をします。
布団を敷き就寝、車中泊も可能で、車で寝る人はそちらに移動し就寝します。
通常の宿泊、夕食、朝食、弁当付きで1500円ですが、車中泊の人は1000円と割引されます。
出入りは自由で、夕食だけ食べて帰宅する人もいらっしゃいました。
夕食だけの人は500円でした。
2016/9/11
2日目は6:30に起床し、布団を戻し、持参した弁当箱に作って頂きた弁当を詰め水筒にお茶を入れます。
弁当箱や水筒がなくても山荘で容器やペットボトルを頂けます。
朝食は天然酵母のパンとジャムや蜂蜜でした。
ジャムにも蜂蜜入りのものもありましたので、ヴィーガンの方は気をつけてください。
朝食後、山荘の清掃に入り、その後、赤目自然農塾へ移動し実習開始します。

実習の日だけ参加される方も多く、熱心にメモを取ったり、写真を撮ったりして受講されていました。

実習田では赤米が植えられており、出穂の時期のは極力畝に入らないように説明がありました。

米に付く、くもべカメムシがおり、1日の5粒の米の汁を吸うとのことです。

田んぼの畦には水を好む豆を植えたらいいらしく、これを畦豆と言うらしいです。
畦豆はあまり養分がない方が育ち安く、根本の草を刈り風通しを良くしておくと良く育つそうです。


いんげん豆は7月後半に種まきをする。
8月に種まきすると豆が種にはならないが、おいしく頂けるようです。

はじめて見ましたが、スターオブデイビッドと言うオクラの仲間だそうです。
オクラやいんげん豆は収穫していけばどんどん花が咲き、更に収穫できるとのこと。
オクラは湿りが必要で背が高くなっても問題ないとのことでした。

苗を買って来て植える場合は固定種を選び、土は水で洗い流して、植える場所に水をかけ30分後くらいに軽くほぐして、苗は置かず宙に浮かせたまま土を寄せ、枯れ草を土にかぶせ土を裸にしてはいけないとのこと。


大根は平鍬の先を利用し三角にまき溝を作り、片方を鍬で鎮圧する。
5cm間隔で種をまき、少し土をかぶせ更に鎮圧する。

自然農でも冬瓜はこんなに大きく育ちます。

胡麻はこんな風にできるなんて初めて知りました。
その他もろもろ教わりましたが、メモしながら写真を撮影するのは難しくて、なかなか写真とメモが揃っているものがなく記事にはできず(汗)
そもそも自然農初心者なので、写真を撮影するもどれが雑草でどれが野菜なのかわからないてのもあります。
勉強し違いのわかる男になりたいですねw

実習後は山荘で朝詰めた弁当を頂きます。
今回はちらし寿司と冬瓜の皮のキンピラで、昨夜山荘でヴィーガンだと自己紹介した甲斐?あってヴィーガン対応してもらえました。

当日はかき氷の差し入れもあり、穀物コーヒーのシロップで頂きました。
昼食後には見学ツアーと畑と田んぼの借りる場所を決める手続きが同時に行われ、どちらかに参加できます。
もちろん無償で畑、田んぼを貸して頂けます。
今回は見学ツアーに参加したので、次回畑を借りようと思います。
すでに畑、田んぼを借りている人は、実習で学んだことが自分の田んぼ、畑で試したり、手入れをします。
田んぼ、畑は24時間開放されている為、いつでも来て作業できます。
また実習や、山荘宿泊は事前予約いりませんので、直接来てください。
もし自然農に興味ある方いらっしゃいましたら、赤目自然農塾で一緒に学びましょう。
現在は川口由一氏は高齢の為、相談役に退かれ、普段は来塾されませんが、年始めの巡回の時には来塾されるようです。
赤目自然農塾に関することは、スタッフさんが運営する気軽に自然農というウェブサイトに書かれていますので、そちらをご覧ください。
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